時間どろぼうとごはん
今日はわたし個人の想像をブログに載せてみます。
思いついたときに書くので今後たまにこういう記事書くかもしれません。
お題は、お昼の情報番組を見ててふと思ったこと。
突然ですが、タイトルの「時間どろぼう」という言葉を見て、何を思い浮かべましたか?
電車の遅延、インターネットのロード時間、残業、掃除…
人によって様々あると思いますが、
「やりたくないことに時間をたくさん費やさなければならないこと」
が、イメージとして共通かなと思います。
だから現代の便利な社会に生きる私たちとしては、余計なことに時間を費やさないよう、なるべく時間を節約しようとしてる。ような気がします。
でもちょっと待って。
時間どろぼうって実はチョットちがうんじゃない?
「そうやって色んなことにかける時間を短くしてくれる分、なにか大事なものも、もってっちゃってるんじゃあない?」
そう思ったらハっとしました。
私がそれを意識したのは、今日のお昼の情報番組での便利グッズ紹介のときでした。
たとえばシリコーンのレンジ調理器具。
すっごく便利ですよね。煮たり焼いたり蒸したりしないといけないはずの物が時間も手間もかけずにチンひとつで出来てしまう。そしておいしい。
科学的にも何も心配ないとされているシリコーンの加熱。電磁波での調理。
でも、ほんとに??
ちなみにわたしはというと、シリコーンは加熱には使いません。
ちきんなもので、後々、「実は加熱したら毒性があった」とか言われたら嫌だなあと思うから。
それに、手間をかけることが嫌いじゃないのです。
特にごはん。
だって他のいのちを削って自分のからだを作るんだもの。
手間暇こころを込めて、おいしいものを作りたい。
作っている間に湧く、さまざまな感情も楽しみたい。
面倒な時もあるけれど。
時間どろぼうの例に「ごはん」について挙げましたが、これらはきっと別の事柄にも当てはめられるかなと思います。
わたしたち、たくさん時間を節約しています。
お掃除もロボットに任せたり、買い物も自分で行かなかったり。
もちろん時間を短くすることでたくさん対価も得ています。
空いた時間を家族とのコミュニケーションに回す人もいるでしょう、
自分の好きなことをやる時間も増やせるでしょう。
引き換えるものを分かっているなら、好きにしていいと思うんです。
そういえば思考の中から芋づる式に思考にひょっこりでてきた本。
モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
- 作者: ミヒャエル・エンデ,Michael Ende,大島かおり
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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- メディア: 単行本
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ときには立ち止まってみることも大切かも。
そんなことを思いながら、お昼にサッポロ一番塩ラーメン食べていました。