ミネストローネは魔女の鍋
真っ赤っかなスープ。
ぐつぐつ、コトコト。
ミネストローネを作っていると自分が魔女にでもなった気になります。
ベーコン、野菜をいためた後にかぶるくらい水を入れて調味料を入れる。
少し加熱してからトマト缶を入れて、煮込みながら水分を飛ばしていきます。
赤く煮えたぎったスープの表面から灰汁を掬っては投げ、掬っては投げ(ズボラなので本当にシンク放り投げている)…。
煮えるのを待つ間は魔法の呪文を唱えましょう。
「くっまのっぷー、くっまのっプー♪」
そのように歌いながら作ったミネストローネがこちら。
■材料
ベーコン(厚切りにしてみました)、たまねぎ、キャベツ、トマト缶、パセリ
■調味料
ローリエ、コンソメ少々
味はそんなに付けなくても、ベーコンの塩っけと、トマト缶の塩っけで十分でした。
パセリも魔法の野菜の一つですよね。
最後にふわぁっとかけるだけで恰好がつく。
本当にありがたいお野菜です。
昔々わたしがまだナマイキなちびの頃に、母の実家に生えていたパセリにとても大きくてグロテスクな青虫(模様有り)が付いていたことを思い出します。
現在母が育てているパセリにはそのような虫は寄って来ないので、あれはなんだったんだろう…と思うのですが、軽いトラウマになっており、パセリはきっと生涯育てることはないでしょう。
魔女の鍋って、こういう壺なイメージです。