転妻って括られたくないけど転妻について書く
今朝NHKの あさイチ 何となくついていたので見てみたら、メインテーマがなんと「転妻」でした。
( 転勤族の妻たち|NHK あさイチ )
自分もわりと当てはまりますので放送内容を軽くさらいながら、ぶつぶつ呟いてみようと思います。
おさらい
まず「転妻」とは、転勤族の夫を持つ妻のことだそうです。
最初に挙げられた悩み・苦労はこんな感じの3点でした。
■引っ越し関連
・辞令が出てから妻が一人で対処するケースが多い
■土地勘関連
・見知らぬ土地に行くことが多い。スーパー、学校などに困る。
■人間関係
・期間限定になる。転勤先でうまく築けない。よそ者感。夫の理解不足による疎外感。
私は、転妻歴は浅いですが、この1年間で生活環境の大きな変化があり、それに伴う事務手続きから環境整備までの大筋は自分が行いました。
一人暮らしだったら全て自分で行いますから当然といえば当然です。
でも二人で暮らしているために、葛藤や問題は一人のときよりも増えます。
そのわりに、人出は自分ひとり分ですから大変さは2倍かと思っています。
子供がいれば、さらに課題は増えることでしょう。
さて、番組では悩みを抱える転妻のことを「モヤリーヌ」と呼んでいました。
転妻コンサルタントの方が名付けたようです。
「モヤリーヌ」には3つの特徴があります。
■Dが多い(でも、だって、だけど…)
■やる前からあきらめている
■自信がない
転妻に限ったことではないような…そもそも転妻コンサルタントなんてあるんだ…と思ったことはひとまず置いておきます(問題あるところに職あり、ですね)。
モヤリーヌの具体的事例として2件紹介されていました。
■転勤族の妻のため職探しに苦労し、やりたいことを見失う。
⇒自己分析ノートを作成・活用することで解決につながった。
■夫の転勤で子供の学校生活に多大な影響を与えてしまう。
⇒子供を学校から引き離して家族でついていくか、単身赴任で家族がバラバラになるかの決断を迫られるが、猶予期間をとることで子供の成長と家族の絆の強化につながる。
おさらい終了。
女性のはたらき方
ここからは自分がよく考えていることについて書きます。
職探しについては本当に困りますね。
転勤ごとに妻側のキャリアは途絶えてしまいます。働くことで社会とのつながりを持ちたい者には辛いことです。
すべての妻たちに国家資格や手に職があるわけでもなければ、転勤可能な職場があるわけではありません。
しかも妻たちは妻になる前から「転妻」になる可能性を考えて行動しているわけでもないですから、やはり「なってからどう対処していくか」ですよね。
こういう働き方を可能性として考えています。
1.土地が変わっても就職できる国家資格ないし専門の資格を持つ
2.同じ職業での経験を積み重ねる
3.手に職をつける
3つとも通づるところありますけれども。
最近はこういった働き方をしながら、会社を挟まないで働くことを目指すのもよいのではないかと思っています。
どういう働き方を選ぶにしろ、一貫性は持っていたいですよね。
転妻は、一般的な会社でのキャリア形成は難しいかもしれませんが、自身の生き方を見直すチャンスでもあると捉えたいです。
孤独感とのつきあい方
土地が変わって既存の人間関係から切り離されると、やはり孤独感は付きまといます。私は、現在はネットでそれを解決していますけれど、人と会うのが大好き人間だったので、見知らぬ土地に引っ越してきた当初は浜に打ち上げられた魚みたいになってました。
知り合いいない、夫は仕事でそれどころじゃない…みたいなね。
しかし、ここで夫を責めるのは実は筋違いです。
ついていくと決めたのは自分ですからね。
最初はそれどころじゃなかったのでモチロン責めましたけどね。ほどほどにどうぞ。
根本的な解決方法としては、
1.仕事を始める
2.習い事に通う
3.インターネットを利用して友達を作る(危ないことはやめてください)
など、新たなコミュニティを早急に作り上げることでしょう。
兎にも角にも悩んでいても辛い期間が延びるだけなので、まずは行動することです。
やったことないことにも、です。
問題って先延ばしにするといいことないですもんね。
また、旦那さんにも見返りは求めずに、一応状況を伝えておくといいかもしれません。
抱えすぎず、焦らずいきましょう。
課題にぶつかるのは辛いけどいいことだと思います。
妻である前にひとりの人間です。